次の段階では実際にお子様をお連れ頂き、保護者様のお話を伺う間にお子様はスタッフとプレイセラピーや発達トレーニング、学習支援などを実際に体験していただきます。
step1. お申込み
お子さんのご様子に少し気になるところがあるものの、病院を受診するのは敷居が高く、また予約がなかなかとれなかったり、家族だけでの相談では断られたりして、先延ばしにしてしまうということはありがちなことです。日々の仕事や家事に追われて、考えたくない現実から目を背けてしまうということもあるでしょう。まずは勇気を出して一歩踏み出すことで全ては始まります。当クラブ利用に関する費用についてはよくある質問のページをご確認ください。
新規の申込は当クラブHP上/お電話のどちらからでも受付しております。見学や体験についても気軽にお問い合わせください。
step2. 初回面談&ミニ体験
step3. アセスメント
保護者様のお話と、実際のお子様の状態から課題を見極めていきます。これがアセスメントです。
現在の状態だけでなく、成育歴などこれまでの経過についてもできるだけ正確な情報を得た上で、それぞれの課題について丁寧にみていきます。
不注意や行動上の問題、コミュニケーションや言葉の問題などがあるとしても、それがいつ頃からあったのかということがとても重要です。母子手帳や育児の記録、学校の通信簿(通知表)、お子さんの使っているノート、テストなども役立ちます。相談やアセスメントを受けられる際には、これらのものをご持参ください。
学習障がいなどで更に専門的な検査が必要な場合には、当クラブの協力医療機関である岡田クリニックや同院と提携しているくずは心理教育センターに依頼して、その他の支援を実施することもできます。
step4. 支援計画の立案と入会(契約)
アセスメントの結果、明らかとなった特性や課題に基づいて支援計画を作成します。
それらを説明した上で入会を決めて頂ければ、契約を交わし、いよいよ訓練のスタートとなります。
step5. トレーニングの開始
支援計画に沿って、お子様の課題に応じた具体的なプログラムをオーダーメイドで作成します。
最初の段階では、場に慣れていただくことや、担当スタッフとの関係づくりが大切ですのでお子様が取り組みやすいものをご用意します。
プログラムは、発達支援と学習支援とに大きく分けて実施します。発達支援にはプレイセラピー、発達トレーニング、音楽療法、芸術療法などがあり、発達トレーニングには感覚統合訓練、コグトレ、ニューロフィードバック・トレーニング、自閉スペクトラム症の専門プログラムであるフロアータイムなど、各種の専門プログラムも含まれます。
一つのセッションの トレーニング時間は「40~50分」です。一人一人の課題に応じて、専門の心理士が作成します。※トレーニング時間はお子様の年齢やコンディションによって調整いたします。
使用するプログラムの一部は顧問の岡田尊司と臨床発達心理士の篠原亜耶/臨床心理士の林佳奈が共同執筆した『子どものための発達トレーニング』(PHP新書)にて紹介されています。ご関心のある方はそちらも参考にしてみてください。
step6 再アセスメントとプログラムの調整
3~6ヶ月ごとにアセスメントを行い、支援計画の見直しを行います。
具体的なプログラムについては、毎回のセッションでのお子様の反応や見ながら修正を加えて、最適なプログラムの提供とステップアップをはかっていきます。
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◆ 注意の持続
◆ 選択的注意
◆ 注意の切り替え
◆ 注意の配分 -
◆ 注意の共有
◆ 情緒的チューニング訓練
◆ ごっこ遊び
◆ 場面設定とロールプレイ
◆ 言葉のキャッチボール等 -
◆ リピーティング課題
◆ 聞き取り課題
◆ ディクテーション課題 等 -
◆ コーチングとロールプレイ
◆ アサーショントレーニング 等 -
◆ 言葉の遅れ
◆ 場面緘黙・
社会不安の克服 等 -
◆ 認知療法と振り返る力
◆ マインドフルネス 等 -
◆ 左右の統合トレーニング
◆ 感覚統合トレーニング
◆ 平衡感覚トレーニング等 -
◆ プランニング課題
◆ 骨組みを意識したスピーチ
◆ 作文課題 等 -
◆ ペーパークラフト課題
◆ 図面を作る
◆ 地図を作る 等