くずはドリームクラブのホームページへようこそ

《ブログ開設のご案内》

この度、ブログを開設いたしました。
くずはドリームクラブのスタッフが不定期で更新、活動の様子を一部ご覧いただけます。

関西こころの発達センターブログはこちら



《自己評価表結果のご報告》
2022年度(令和4年度) 児童発達支援・放課後等デイサービス自己評価表等の実施結果
支援の質の向上を図るため、厚生労働省より「放課後等デイサービスガイドライン」(平成27年4月)、さらに「児童発達支援ガイドライン」(平成29年7月)が策定されました。 今回そのガイドラインに基づく評価を実施し、結果がまとまりましたので、ここに公表します。 保護者の皆様からの貴重なご意見やご要望をたくさんいただきました。頂いたご意見を参考に、今後の支援に生かしてまいります。アンケートにご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げます。(2023年5月公表)
⇒実施結果はこちらからご確認いただけます。
⇒過去の実施結果はこちら


《新年度の「特別体験」も残り枠わずかです。》
定員がいっぱいになり次第終了となりますので、ご利用をご検討されている方は、お急ぎ下さい。


今年度より、お子さまの課題に応じた、5つの新たなコースが加わります。専門的な個別セッションとの併用で、さらに効果アップを図ります。
例えば、勉強が苦手なお子さんに、宿題や教科の勉強を教えるだけでは、効果は得られにくいと言えます。勉強に必要な、注意力やワーキングメモリー、聞き取り、目と手を協調して動かす能力、イメージする能力といったベースにある能力を高めていくことが必要なのです。

コミュニケーションが苦手なお子さんでも同じことです。そうしたお子さんが抱えている過敏さや不安を改善したり、相手に心を開いたり、相手の気持ちを理解する能力を高めたりすることが必要なのです。

通常のセッションとは別に、ベースにある能力を高める専門的なトレーニングを、もっとも効果が実証されているものの中から厳選して、個別のセッションとして提供することで、お子さまの発達と安心、心の成長をささえます。


《処遇改善加算を実施しています》
当事業所では、療育や心理支援における専門性を重視し、公認心理師、臨床心理士等の専門資格を有する人材や、その資格を有して、児童福祉の分野で一定以上の経験を積んだ優秀な人材が、適正な評価され、さらに研鑽を積みながら働ける環境を目指しております。そのため、次のいずれか条件を満たす職員に、処遇改善加算によるベースアップや加算手当の支給などを行っております。

 ①児童発達管理責任者の資格を持ち、児童の支援に10年以上の経験を有する者
 ②公認心理師、臨床心理士のいずれかの資格を有する者で、5年以上の経験を有する者
 ③心理系大学院修士課程を修了し、公認心理師または臨床心理士の資格を有する者



《くずはドリームクラブについて》
当クラブは0歳~18歳までのお子さんを対象にした児童発達支援と放課後等デイサービスを提供する、発達と学習支援の専門機関です。預かり型の支援ではなく、専門的なトレーニングを行うセッション型の支援を行います。

スタッフの全員が、発達、心理、教育の国家資格、専門資格をもち、若手のスタッフ全員が大学院修士課程の修了者で、2021年4月より新たに導入された「専門的支援加算体制」の基準を軽々クリアしています。公認心理師、臨床心理士、臨床発達心理士を始め、高い専門性をもった各領域のスペシャリストが、お子様ひとりひとりの特性だけでなく、心理的な課題にも配慮しながら、オーダーメイドで用意されたプログラムに沿って、それぞれの専門性を生かしたトレーニングや心理的支援を行っていきます。

お子様の課題によっては、個別での対応も行っております。ひとりのお子様に、スタッフ1~2名がついて、和気あいあいとした雰囲気の中で、手厚く、インテンシブで、わくわくするトレーニングを進めてまいります。

今春からさらにマンパワーを強化、心理専門スタッフが常時4名の体制で、個別セッションもさらに充実、最大限の手厚さでサポートします。

コミュニケーショントレーニングやSST、認知能力強化トレーニングは、もちろんのことADHDやASDなどの改善に有効なニューロフィードバック・トレーニングや、過敏なお子さんや不注意、多動傾向のあるお子さんに有効な、Focusシステムを用いた最新のトレーニングもご利用になれます。資格をもつ専門家による個別のプレイセラピーやカウンセリングなどもお受けになることができます。

☆今年度から、お子さまの課題に応じて、専門的な個別トレーニングや心理的サポートが受けられる、5つのオプショナル・コースが新たに加わりました。当センターの顧問医師である医学博士の岡田尊司氏の指導のもと、わくわくする楽しさとともにエビデンス(科学的根拠)に基づいた方法を重視します。詳しくは、〈体験〉の際にお尋ねください。お子さまの課題に応じて、最適なトレーニングをご提案いたします。

☆当クラブのセッションプログラムを監修している岡田尊司氏の最新刊『グレーゾーン』には、当クラブでのトレーニングや取り組みが一部紹介されています。

当クラブの利用をお考えの方へ

6~18歳までのお子さまで、発達や学習などに課題がある方が対象です。

・コミュニケーションが苦手
・集団にうまくなじめない
・過敏で生活しづらい
・こだわりが強く癇癪やパニックになる
・不注意なミスが多い
・勉強がわからない
・学校に行きづらい ...など。

お子さまが、すでに、何らかの診断を受けられている方はもちろん、未診断でも専門的な支援が必要と認められる場合にはご利用になれる場合があります。市の窓口でご相談のうえ、通所受給者証を発行していただく必要があります。

6歳までの未就学のお子さまで発達や行動に課題があるお子さまが対象です。

・言葉のやりとりやコミュニケーションが苦手
・友だちとうまく遊べない
・自分のことや身の回りのことができない
・指示が通りにくい
・落ち着きがない
・運動や手先が不器用 ...など。

利用には市の窓口で通所受給者証を出していただく必要があります。


自治体の支援が受けられるので、自己負担額は、かなり低く抑えられます。利用料は、利用内容や所得によっても異なりますが、1回650円~890円程度です。また所得により一ヶ月の上限額が決められており、世帯所得が約900万円以下の場合、何度利用されても月額4600円を超えることはありません。
それ以外に、教材費や材料代の実費分の費用がかかる場合があります。

同ビル内にある岡田クリニック(心療内科、思春期・児童精神科)が協力医療機関となっており、同クリニックと連携しながら、医学的な見地にも基づいてお子さまに必要なサポートを受けられる体制を整えています。
同クリニックの院長・岡田尊司氏は、京都大学大学院で長く研究に携わると共に、発達や愛着に深刻な課題を抱えた若者たちの治療に、長年取り組んできたことで知られます。
また岡田氏は、SQ(社会的知能)テストの開発者でもあり、山形大学客員教授として研究者や教員のメンタルヘルスや社会的スキルの改善にも取り組んできました。当クラブでのプログラムの作成にも、顧問として参加し、長年培われたノウハウを生かしてまいります。

”くずはドリームクラブ”誕生まで

当センターの代表である魚住絹代は、少年院や学校現場で長年に渡って課題のある子どもたちの支援に携わった後、2013年にくずは心理教育センターを、翌年大阪心理教育センターを開設し、カウンセリングや発達支援を行ってきました。
その活動は、NHKスペシャルにも二度取り上げられました。行ってきた方法や取り組みは多くの支持を得て、2018年には東京にも進出いたしました。現在、約70名のカウンセラーを擁し、毎月のべ1500名(令和2年12月時点)を越える利用をいただくまでになりました。
これまで積み上げてきた方法と知恵を注ぎ込んだものとして誕生したのが、くずはドリームクラブです。
専門性を備えたハイレベルな支援であると同時に、「楽しかった」とお子様が進んで通いたくなるものを目指して参ります。
年齢や課題に応じたクラス制となっており、各クラスの定員は密を避けるためもあってわずか3名となっております。今後、枠が埋まってしまうと、その後の空きがなかなかできないことも予想されますので、ご利用を希望される場合には、お早めに申し込み頂ければと思います。

ごあいさつ

魚住絹代 Uozumi Kinuyo
(公認心理師、元法務教官、元大阪府教育委員会訪問指導アドバイザー)

熊本県出身。福岡教育大学卒業後、福岡、東京、京都の少年院、医療少年院で、法務教官として非行少年・少女の立ち直りを支援。2000年退官後、大阪府の小中学校に支援の場を移す。その活動は、これまで、クローズアップ現代やNHKスペシャルでも取り上げられる。
著書に『子どもの問題 いかに解決するか』(PHP新書)『母親が知らない娘の本音がわかる本』『みんな抱きしめたい』『母親力』(以上、大和出版)、『いまどき中学生白書』(講談社)、『女子少年院』(角川書店)など。

岡田尊司 Okada Takashi 

香川県出身。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒業。同大学院高次脳機能講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて、脳機能や社会性発達の研究に長年従事するとともに、京都医療少年院、京都府立洛南病院などで発達障害やパーソナリティ障害の治療に取り組む。2013年岡田クリニック開院。山形大学客員教授として、研究者や教員の社会的スキルの向上やメンタルヘルスにも取り組む。
著書に、『アスペルガー症候群』『発達障害と呼ばないで』『ストレスと適応障害』『うつと気分障害』『境界性パーソナリティ障害』(以上、幻冬舎新書)『パーソナリティ障害』『子どもの「心の病」を知る』『統合失調症』『働く人のための精神医学』(以上、PHP研究所)『愛着障害』(光文社新書)『母という病』(ポプラ社)など多数。最新刊『発達障害「グレイゾーン」』。